「3回目の面談と、理性の境界線」
~真剣な婚活の中で芽生えた、ひとつの衝動~

婚活でのちょっとエッチなエピソード物語をお送ります。ドキドキする恋の物語です。もちろんフィクションなので安心してお楽しみください。

■ 登場人物

大塚陽平(38歳):外資系メーカー勤務。年収800万円、婚活歴9か月。誠実だが恋に慎重。

村瀬あかり(34歳):医療事務。笑顔が素敵な女性。ゼクシィ縁結びエージェントで活動中。

担当コンシェルジュ・林さん:二人を引き合わせた、敏腕アドバイザー。

■ 出会いは「安心感」から始まった

「この人なら、心を預けても大丈夫かもしれない」

それが陽平が、あかりに初めて会ったときに感じた印象だった。

ゼクシィ縁結びエージェントでの紹介。面談を経て、1人目、2人目とはいまいち進展せずにいた中、3人目として紹介されたのが、あかりだった。

初回はカフェでお茶。2回目は美術館とランチ。彼女の笑顔に惹かれるたび、「真剣に向き合わないと」と心が引き締まる。

■ 3回目のデート、思わぬ展開

「良かったら、うちでお茶していかない?」

あかりがそう言ったのは、3回目のデートの帰り道。
まだ19時前。都内のマンションの一室に案内され、彼女が紅茶を淹れてくれた。

そのとき、テーブルの上に目を引くものがあった。
ゼクシィ縁結びエージェントの交際チェックシートだった。

「これ、担当の林さんから渡されて。今の交際ステージ、ちゃんと確認しなさいって」

ふたりでそれを見ながら笑った。だが、次の瞬間、あかりがふと真顔になった。

■ 想いが、言葉になった

「…本当は、今日言おうと思ってたの。私、陽平さんと真剣交際に進みたいって」

紅茶を持つ手が、少し震えていた。

陽平は黙って彼女を見つめた。

言葉よりも、触れたい――そう思ったのは、陽平の方だった。

「……あかりさん、少しだけ、手を握ってもいい?」

「…うん」

■ 握った手は、やがて肩に、そして…

触れ合う指先、重なる手のひら。
心拍のリズムが変わるのが、お互いに分かった。

「理性」と「安心感」が交差する中で、陽平は彼女をそっと抱き寄せた。

そして、ゆっくりと唇を重ねる――。

ただの欲望ではない、温もりの中のキスだった。

服の上から感じる体温。近づく呼吸。
あかりが、小さく囁いた。

「…今日は、それだけで十分」

■ 翌朝、エージェントからの連絡

翌日、陽平のスマホにゼクシィの林さんから連絡が届いた。

「おふたりの交際進捗、いかがでしょうか? 近日、真剣交際へ進むご判断をされる場合、面談日程を調整いたします」

陽平は画面を見つめながら、小さく微笑んだ。

「…はい。ちゃんと向き合います」

■ 教訓:婚活における“理性”と“心のスイッチ”

仲人型婚活では、“一線を越えること”はお互いにとって慎重な判断。

でも、触れ合いを通じて心の距離がぐっと近づく瞬間がある。

「真剣交際」は形式ではなく、お互いの温度を確かめる時間。

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